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インターンを始めてから、早くも1ヶ月が経ちました。
相変わらずファイルの整理やキャビネット内の片付けなど・・・雑用ばかりやっています。 インターンって、こんなもん? 1週間だけ、他の部署に行って色々見学させてもらったのですが、 その時に、Food & Beverageディレクター 兼ホテルのエグゼキュティブマネージャーにお会いしました。その時、どの部署に一番興味があるんだと聞かれ、一応ケータリングのインターンなのでケータリングと、ゲストサービスに興味があると答えました。 ”ケータリングなんて本当は興味ないんだろ、本当はゲストサービスがいいんだろ~。でもここのゲストサービスは、あんまりよくないぞ。” と、マネージャー。 鋭い・・。 いや、ケータリングも初めのうちは興味がありました。 学校のケータリングデパートメントでもインターンをして、とてもおもしろかったので。 しかし、学校のケータリングとホテルのケータリングとでは、スケールが大きく違う。 (ホテルはフロントオフィス、ファイナンス、イベント、飲食、ハウスキーピングなどと、細かく部署に分かれていて、ケータリングは会議やイベントや結婚式のための会場を確保し、イベントの内容などを提案し、契約を結ぶ部署です。) 学校のケータリングはとても小さいので、ディレクターが、契約から実際のイベント会場の現場管理まで全てやってしまいます。 ホテルのケータリングはクライアントと契約をするのが主で、ほとんどがオフィスワーク。 (イベント会場の現場を管理するのは宴会・祝宴の部署でした。) 私はオフィスにずっと座っていられません。 今やっていることは、正にオフィスにずっと座って書類の片付け・・・。 ”会社”で働くという経験にはなっていますが、 とにかく、おもしろくない。 私がやりたいことにもっと近いのは、他のデパートメントだろうと気が付きました。 ここ2週間ほど、3週間前に会ったあのマネージャーに色々相談しに行こうかな~と考えていました。最初に会ったときに、聞きたいことがあったら何でも聞きに来なさいと言ってくれたので。 まぁ、社交辞令と受け取る人もいるかもしれませんが、 あのように言っていたわけだから、快く話を聞いてくれるだろうと思い、 昨日相談しに行ったのです。 以前に1度だけ、しかも10分くらいしか話さなかった人でしたが、 あの人ならよく私のことを分かってくれるだろうと、なんとなく感じていました。 ホテルのエグゼキュティブマネージャーなくらいですから、 私のような若い子なんて特に、ちょっと話しただけですぐどんな人かわかってしまうと思います。 昨日は、最初はケータリングにも興味があったが、実際にそのオフィスでお手伝いをしてみて、自分が本当にしたいことはもっと別の場所だと思い始めた、でもそれがどの部署なのか、いまいちはっきりしないんだ、 ということを伝えました。 するとマネージャーは、”あなたのパッションはなんだ?”と聞いてきました。 ”自分が夢中になれるもの、没頭できるもの、大好きなもの、情熱を注ぐものはなんだ?1日の終わりに、あなたは誰になっていたい?”と。 ”明日(今日)また会って、コーヒーでも飲みながら話をしよう、だから今日の夜帰ったら、じっくり今のことを考えておいで。” その場でも少し話しましたが、帰りのバスの中、わくわくしながらそのことを考えていました。 すらすらと、自分のすきなものや、何をするのがすきなのか、何をするとワクワクするのか、浮かんできました。 自分が誰(どんな人)になりたいか。 これも、私はすごくシンプルな答えが頭に浮かびました。 そして今日、またこのマネージャーに会いに行きました。 昨日の夜考えたことをメモにして持って行き、一つずつ説明しました。 私は説明するのが下手なので、とにかく前置きが長く、(ご覧のとおり既に日記も長い)言葉に詰まることも多々。しかしマネージャーは、私が何を言いたいのか、私がどんな人なのか、あっさりわかってしまったようでした。 私が人とどのように関わるのか、そしてそれをどのように仕事に活かしたいのか、とてもよく理解してくれました。 すると、”よし、ちょっと他のホテルの友達に話してみる。卒業した後に働けるように、あなたにぴったりのポジションを探してみよう。月曜にケータリングのオフィスに迎えに行くから、その時には答えを用意して行くよ。” だそうです。 なんて親切なマネージャー!! この方、ジンバブウェ生まれのアイルランド人。沢山の国に住んだことがあるそうです。 香港が大好きだと言っていました。 ”車と動物が大好きで、最初は獣医になるつもりだった、でも大学では心理学を勉強した。そして一時期はシェフをやっていた。”そうです。話す言語も2つや3つどころではないと思います。 とても興味深い方です。 今日彼と話し終わって思ったことは、やりたいと思うことにはとことんこだわり、そこへたどり着くまで諦めたり妥協したりしないほうがいいんだ ということです。 私の今回の出来事はわりと些細なことかもしれませんが、正直、このマネージャーに会いに行くのは少々ためらいました。 他の部署でインターンをしていて、そこにも素敵なマネージャーはいるのに、 しかも1度しか会ったことがないのに、3週間前に会った私のことを覚えているかもわからないのに、そして進路相談のような用件で訪ねていってもいいのだろうかと。 おまけにこの方結構立場が上の方なので・・・。 (ここのホテルは総支配人をも全員がファーストネームで呼びますが。笑) でも彼は私の名前まできちんと覚えていたし(さすがホテリエ) 私が期待していた以上に力になってくれました。 初めて会った時から、この人にまた会わなきゃ!と、感じていました。 卒業1年後必要になる労働ビザのこともあり、ビザ取得のサポートをしてもらえるようなポジションまたはホテルを探そうということが頭の中を主に占めていましたが、今はそれよりも、自分がやりたいことに一番近いポジションに就きたいです。 卒業後最低1年は労働ビザなしで働けるし、実際のところずっとホテルで働き続けるつもりもありません。日本に帰らなければならなくなったら、その時は帰るしかない! (むしろ最後に帰国してから今年の冬で3年になる今、日本が恋しい・・・) 高校生のときに恩師が教えてくれたことがあります。 ”帰る場所があるからどこにでもいける。” 私は正にそれだと思います。 どこへでも引っ越せる。きっとどの国でもなんとかやっていける気がする。 それは、いつでも日本に帰ることができるから。 私の”おうち”は、やっぱり日本です。 さーて、月曜はどんな日になるかしら
by RMA-I
| 2008-07-26 09:57
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