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おっぴばあちゃん(ひいおばあさん)が死んでしまいました。
数え年で、100歳でした。 東京に戻る新幹線の車窓から見える、稲刈りが終わった田圃と瓦屋根の家が続く景色を見ていたら、 腰が90度前方に曲ったおっぴばあちゃんが、 農家の大きな平屋の、大きな引き戸の玄関の前で水を蒔く姿や、 冷たい井戸水が出る外の水道の前に腰掛けて、 採れたてのキュウリを洗っている姿が目に浮かびました。 そうしたら、出ないだろうと思っていた涙が出てきました。 昨日見たおっぴばあちゃんは、 きれいにお化粧をされて、棺の中で眠っていました。 100歳で老衰で亡くなったし、誰もがとても自然に彼女の死を受け入れられるのだろうけど、 やはり火葬してしまう時は、涙が出るんだろうな。 私はまた、その場に居ない事になる。 一番悲しい場面に、いつも私はいない。。。 親友が死んでしまった時も帰国せずに、遠くで起きたあまりにも悲しい事実に目を向けようとせず、 ただいつもと同じ生活を送ろうとしていた。 いいのだろうかこれで。。。 親が死ぬ時、大丈夫だろうか。。。 お正月に親戚一同が集まり、一時帰宅を許されたおっぴばあちゃんは、 病院へ戻る時に「けぇりてくねぇ」(帰りたくない)と言って涙をポロポロとこぼしていました。 あの時、何十年も住んだ自分の家にもう戻って来れないと、 きっと思っているのかなと思いましたが、その通りになってしまいました。 小さい時はほぼ毎週末おばあちゃんの家に遊びにいっていました。 夏休みは畑の野菜を採ってくれました。 耳が遠くて、いつも大声で話しかけないと話が通じず、 聞こえて何かを言われてもなまり過ぎていて何を言っているのかこちらもよくわかりませんでした。 ついに、永遠に眠ってしまった。 おっぴばあちゃんが居たから、じいちゃんが生まれて、 母が生まれ、私達兄妹が生まれました。 おっぴばあちゃん、ありがとう。 100年も、お疲れ様。長生きおめでとう!
by RMA-I
| 2010-09-18 21:41
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