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オバマさんの大統領就任式から2日が経ちました。
テレビ中継でその様子を見ていた私ですが、アメリカ国民ではない私でさえも、なぜか込み上げてくるものがあり、目頭が熱くなりました。 黒人初という、アメリカが確実に変化しているという証拠でもある今回のアメリカ大統領。 テレビを見ていただけですが、アメリカ中が一つになった気がして、まるで現実ではないかのような気分になりました。もちろん直接お会いしたことはありませんが、オバマさんは穏やかでなおかつ力強く決然としたお顔をしてますね。。。 就任式のこの日は、映画「アルマゲドン」で隕石の欠片が地球に落ち、巨大隕石衝突の危機から地球を守ろうと宇宙に向かう主人公たちのこと知って世界中が祈った、あの時のような感じに似ていました。 あれは映画の中の話ですけどね、オバマさんは現実ですから・・・なんとも言えない、熱い気持ちになりました。 これから世界は、どう変わっていくでしょうね。 ところで昨日テレビで映画をやっていたので一人で見ていました。 ニコラス・ケージが主人公の、「The Family Man」という映画なのですが、 彼はウォールストリートで働く大金持ちな社長。 ある日コンビニで銃を持った男に会い、男をなだめようと交渉する中で、自分は欲しいものは何でも手にしていると話します。しかし次の日のクリスマスの朝、彼が目覚めると隣には13年前に結婚しそうだった女性、そして二人の子供たちの声、大きな犬。ウォールストリートで自分が社長なはずの会社は社長が変わっており、わけがわからずニュージャージーでタイヤを売りその自分の家族らしき人達と生活し始めます。その中で彼は自分が見失っていたもの、持っていなかったものが何だったのかに気づき始めるのですが、またある日目が覚めたらあのクリスマスの朝に戻っており、一人で暮らす高級マンションの寝室にいたのでした。 彼はニュージャージーに戻って自分の家族を探すのですが、家には全く別の人が住んでいました。そして彼は13年前に結婚するはずだった彼女を探しだし、会いに行くのですが・・・ というお話なんですけど、愛の強さ、幸せとはなにか、と色々感じることがありました。 都会のアメリカ人は特に、出世や成功に対する意識が強いと私は思います。でもやはりそれだけでは人は満たされないのですね。。。当たり前だけど、若いうちに成功して経済的にも豊かになり、何不自由なく暮らしている時はそんなことに気付くのも難しい・・・のではないか。 最近観たオーウェン・ウィルソンとジェニファー・アニストンの"Marley & Me"でも、似たようなことを感じました。幸せが何かというのは人それぞれですが、いつでもそれと引き換えのものがあるんですね~。 年をとるにつれ、自分の幸せというのも変わっていくしね。。。 10代の時は自分は25までに子供を一人は産んでいるだろうと思っていましたが、 もうすぐ25ですけど結婚すらまだまだ早いと今では感じます。。。できるできないは別として。笑 当然のことながら、24歳は約80年の人生のうちに1年しか体験できない。 今日というこの日も、二度と繰り返すことはない。 と思うと、今日も何か一つでもいいこと、生産的なことをしてから眠りにつきたいと思いますね。。。
by RMA-I
| 2009-01-22 13:33
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